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大谷哲也(白磁)×富井貴志(木工) 二人展

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大谷哲也(白磁)×富井貴志(木工)  二人展
2014.3.25[火]−  3.30[日]12:00−19:00   会期中無休

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大谷さんの器には、白の中でも独特の柔らかな色味と質感を感じます。
器は勿論、平鍋や炊飯土鍋などの調理道具もテーブルにそのまま置いた佇まいが本当に美しいです。
富井さんの木の器からは、一つ一つ優しく丁寧に扱われた木のあたたかさが伝わってきます。
今回、木のカトラリーの口あたり、手に持った感触、温度、使い勝手なども感じていただきたく、
イベントで実際に使っていただくことにしました。
器を五感で感じる楽しみを皆さんと共有できればと思います。

 

EVENT

五感で感じる器の会
2014.3.30[日] 昼の部 13時〜/夕方の部 16時半〜
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大谷さんの器、富井さんの器&カトラリーをつかって、コース料理をお楽しみいただきます。
当日は、大谷さんと富井さんも信楽からおみえになり、
お二人の工房のある信楽の食材もお料理に取り入れる予定です。

料理 佐々木隆行 ラボンヌヌーベル(京橋)オーナーシェフ
お酒 白土暁子 株式会社いまでや

お申し込み
日時  | [A]昼の部13時~/[B]夕方の部 16時半~
     ※ [B]夕方の部は、定員に達したため申し込みを締め切らせていただきました。
参加費 | お一人様 ¥5000
      飲物はカウンターバーでCash on Deliveryでお求めいただけます。¥500~
      (13:00〜18:00までBarをオープンします。ご予約のない方もお飲物をお楽しみいただけます。)
予約  | info@materiobase.jp

ご予約は、下の項目をお書き添えの上、上記のメールアドレスからお申込みください。
定員になり次第、お申込みは締め切らせていただきます。

① ご希望の会 「[A]昼の部」 or 「[B]夕方の部」
② 代表の方のお名前 (人数)        
③ 代表の方のお電話番号       
※週末や休日をはさみますと、ご返信に数日かかる場合もありますので、ご了承ください。       
※お申込み後、キャンセルなさるときは、できるだけ早くお知らせくださいませ。        
恐縮ですが、当日のキャンセルは80%のご負担をお願いいたします。

 

 

大谷 哲也 Tetsuya Otani [http://ootanis.com]

1971年 神戸市生まれ
1995年 京都工芸繊維大学 工芸学部 造形工学科 意匠コース卒業
1996年 滋賀県立信楽窯業試験場勤務(~2008年)
2008年 大谷製陶所を信楽町田代に設立

磁器の食器と耐熱調理器具、ランプシェード、掛け時計などを制作しています。
それらの作品は全てロクロで成形され白い釉薬を施しています。
生活に関わる道具ですから、収納や洗いやすさなどの機能、
それから食卓の豊かさや楽しさを演出するようにデザインすることを心掛けています。
また、どんな料理をどんな風にそのうつわに盛るのか、どんなシチュエーションで使うのかといったことを
頭の中で思い浮かべながら、うつわの形やサイズを考えます。
一見すると無機質に感じるかもれませんが、手づくりのやわらかいラインや釉薬の温かい表情が
そこにはあることを感じてもらえると思います。
本当に「シンプルで美しく機能的」なものは眺めていても飽きないものです。
そういったものが自分の手から生み出されるよう、日々制作に励んでいます。

 

富井 貴志 Takashi Tomii [http://www.takashitomii.com]

1976年新潟県生まれ。
1994年から1年間アメリカオレゴン州の高校に通う。
林業が主産業の小さな村だったが、そこで木に関心を持つ。
帰国後、近所の山で枝を拾ってきてバターナイフなどを頻繁に作るようになる。
このころから稲本正氏や藤門弘氏の著書をよく読むようになり、再生可能資源である木を使ったものづくり、
および自然と自然素材に囲まれた暮らしに強く惹かれ、いつかものづくりを暮らしの糧にしたいと夢見る。
一人暮らしを始めてからは料理好きから料理道具や器を集めてほくそ笑む日々。
大学院に進学するものの結局学者には向かず。もうやりたいことをやるしかないと木工の道へ。

2002年に岐阜県高山市の森林たくみ塾へ。木工を学び、週末は北アルプスへ通う。
2004年、オークヴィレッジ株式会社に入社。様々なことを勉強させてもらう。
2008年、滋賀県甲賀市信楽町へ移住し、京都府相楽郡南山城村童仙房に工房を開設。
この年、第6回暮らしの中の木の椅子展入選。
2009年、Style-Hug Galleryにて初個展。以後個展多数。
2012年 第86回国展にて新人賞受賞。

一緒に暮らして気持ちのよいものがつくりたい。
みんなの暮らしのまんなかにあるようなものをつくりたい。
どんな素材をつかったものでもよいと思いますが、私にとってそれは木だったということです。
さわり心地やほのかな香り、それに古い木のものをみるとどれもとてもよい顔をしています。
手に取ったときに自然とほほえみを誘うもの。まっさらな状態から使い込んで、
「自分のもの」としてクタクタになったときにより惹きつけられるもの。
そんなものづくりを志しています。
富井貴志のつくるものと末永くお付き合いいただければ幸いです。

 

 

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料理 | 佐々木隆行 ラボンヌヌーベル 京橋 オーナーシェフ
お酒 | 白土暁子 株式会社いまでや [http://www.imadeya.co.jp/]
写真 | 小野田陽一 [http://yoichionoda.com/]

2014-03-25 | Posted in アーカイブ